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kudo-designer-lens-library — デザイナーレンズ3層×8軸ライブラリ

0. なぜこのスキルが必要か(旧kudo-design-partnersとの差分)

旧 kudo-design-partners は「戸田・徳田の2名を固定参照として常に混ぜる」という広さ優先の仕組みだった。これが「24案浅い生成」を生み、「デザイナー2年目の案」に留まった根本原因。

本ライブラリの狙いは、広さではなく判断の深さ。 - A(思想)/B(設計)/C(職人) の3層 × 合計8軸で、各デザイナーの「判断エンジン」を分解する - すべての軸の主張は、具体WORKSの引用(作品名・年・画像)に接地させる - レンズは必ずペアで起動する(単体だと"それっぽい"で止まり、有用性の判定ができない) - Claude Design/画像生成系ツールは「案の量産機」ではなく「思想からの逸脱を検出する反証パートナー」として使う

工藤拓真の原則:「概念ばかり先行して、最後の最後、ダサくなるリスク」を常に警戒する。C層(職人層)は絶対に切らない。


1. トリガー条件

以下のいずれかで必ず起動。

  • 直接指名:「佐藤可士和レンズで」「戸田さん目線で」「canariaっぽく」「サヴィルっぽい」など、実在デザイナーへの言及
  • 判断の深さを要求する場面:ロゴ開発、VI策定、広告キービジュアルの方向づけ、リブランディングの方針比較
  • Claude Design/画像生成系ツールを使う前後:生成前の「基準軸」設定と、生成後の「反証チェック」で必ず通す
  • 提案資料(kudo-proposal-deck)に載せる最終ビジュアルの選定:採用候補が決まる手前で必ず通す

1.5 レンズ候補者の選定原則(v0.3.1新規)

どのデザイナーをレンズライブラリに「入れるか/外すか」は、工藤の純粋想起TOP10戦略に直結する判断である。曖昧な直感でなく、以下の3軸で判定する。

Must軸(絶対入れるべき)

  • 工藤の純粋想起TOP10戦略に直接効く代表作を持つ
  • 今動いている(現役の最前線)、または 歴史的源流として欠かせない(故人でも必読)
  • 既に工藤に内在化されていない、新規学習価値がある

Cut軸(外す/第2ウェーブに温存)

  • Must軸のどれも明確に立たない
  • 射程が工藤の主戦場(ロゴ/VI/ブランディング)から離れている(書籍装丁中心 等)
  • 男女・地域・世代バランス調整時の調整対象
  • すでに別スキルで十分カバーされている

運用の原則

  • 迷ったら外す:枠は有限(16名が運用の現実的上限)。Must軸が明確でない候補は第2ウェーブに温存
  • 現役率80%以上/女性比率25%以上/故人率20%以下を運用目安とする
  • 追加・削除の判断履歴は /designer-works-2026-04/INDEX.md の「第2ウェーブ温存リスト」に記録する

事例:2026-04改訂時の判定記録

  • 削除:服部一成(男女バランス+絶対入れるべき理由の強さが他候補に劣った/Cut軸)、Saul Bass(Rand・Vignelliで故人枠充分/Cut軸)、Chip Kidd(射程が書籍装丁寄り/Cut軸)
  • 追加:引地耕太(万博デザインシステム/現代公共の最前線)、上西祐理(麻布台ヒルズ+世界4大金賞/現役女性)、Brian Collins(現代ブランドリデザインの最前線)、Jessica Walsh(世界観構築×SNS時代)、Peter Saville(欧州文化×経済接続)、Kan Tai-Keung(東洋美学×現代CI)

2. 起動時の3原則(絶対)

原則1:引用必須ルール(Works Citation Discipline)

Claudeが「○○視点だと〜」と語る瞬間、必ず具体作品(作品名+年)を引用してから語る

× 「可士和ならもっと減算する」
○ 「可士和ならUNIQLOロゴ(2006)やセブン&アイHLDGS(2005)と同じく、装飾記号を徹底減算する」
× 「戸田さんなら構造で組む」
○ 「戸田ならSEIKO時の記念日2020『針のない時計』のように、概念を一枚の絵に凝縮する」

違反した発言は、ユーザー側で即座に差し戻すこと。

原則2:ペア比較必須ルール(Paired Comparison Discipline)

単一デザイナーだけの分析は禁止(有用性の判定が不能になるため)。 必ず2名以上で比較する。デフォルトペアは 佐藤可士和 × 戸田宏一郎

片方だけ引用する発言も禁止:

× 「可士和ならUNIQLOのように減算する」(戸田側の参照なし)
○ 「可士和はUNIQLO(2006)で記号を切り詰め、戸田はITOCHU『Dear LIFE』(2019)で構造を編む。今回の課題では後者寄りの方針が有効」

原則3:3層のうちC層を絶対に切らない

A思想層・B設計層だけで判断を終えると、「概念は美しいが佇まいがダサい」結果になる。 最後は必ずC層(微細詰め力・仕上げ検証力)で落とす。


2.5 自己停止プロトコル(v0.3.6 新規・Claude機械的ガード)

本スキル、および動詞群4の5孫スキル(logo-craft-protocol/ad-kv-composition/motion-kv-composition/package-design-protocol/spatial-experience-design)、および親 kudo-design-generation-loop を起動した場合、Claudeは最初の応答を返す前に、以下4項目を自己チェックし、1つでも「いいえ」があれば本題に入らず停止して工藤さんに確認する。これは§2の原則1〜3を"規範"から"機械的ガード"に昇格させるプロトコル。

起動前セルフチェック(4項目)

  • Q1. ペア指名:本件でレンズを2名以上指名/選定したか?単一デザイナーだけの議論になっていないか?
  • Q2. 具体引用:各デザイナーの代表作(作品名+年)を引用できる状態か?「○○っぽい」という抽象形容だけで議論を進めていないか?
  • Q3. C層含有:議論の設計内にC層(職人層:カラー/書体/余白/仕上げ)の検討を含めているか?思想層・設計層だけで結論を出そうとしていないか?
  • Q4. ウェーブ整合:選定した2名のWORKS.mdが /designer-works-2026-04/ 配下に整備済みか?未整備なら別の整備済みデザイナーに振り替えるか、工藤さんに確認する

違反時の定型応答(Claudeはこの通りに返す)

違反パターン1(ペア未指定):

【自己停止:ペア未指定】
本件はlens-libraryの原則2「ペア比較必須ルール」により、2名以上のデザイナーレンズが必要です。

まず、kudo-three-mode-protocolの3モード(Cold/Warm/Refine)のどれで動きますか?
- Cold Start → 6名全員並列召喚(正規例外、§2.5 v0.3.7参照)
- Warm Start / Refine → 1ペア選択

候補ペア:可士和×原研哉(減算×余白)/戸田×徳田(構造×翻訳)/葛西×佐藤雅彦(静謐×構造)/Paul Rand×Vignelli(モダニズム精度×グリッド規律)/浅葉克己×Milton Glaser(身体性×物語) など。

どのモード・どのペアで進めますか?

Cold Start モード時の正規例外(v0.3.7新規)

kudo-three-mode-protocolCold Start モード が宣言された場合、§2.5 の「単一ペア選択」原則は正規例外として一時解除される:

Cold Start モード時:
  → §5「動詞群4の5孫スキル推奨レンズペア3組」の3ペア(6名)全員を並列召喚
  → 「ペア比較必須ルール」は維持(6名召喚=3ペア比較)
  → 「引用必須ルール」「C層含有原則」は通常通り適用
  → 「ウェーブ整合」(WORKS.md整備済み)は通常通り適用

これは「初動の幅出し」のための構造的解。「単一ペアを最初に選ぶこと」自体が初動でのバイアスになるため、選別を後段(Warm Start)に倒す設計。詳細は kudo-three-mode-protocol §2.1 / §4.1 / §6.1 参照。

違反パターン2(作品名・年なし):

【自己停止:引用必須ルール違反】
「○○っぽい」だけでは議論が接地しません。引用必須ルールにより、作品名+年を引いてから語ります。
例:「可士和ならUNIQLO(2006)のように〜」。作品をその場で引き直してから再開します。

違反パターン3(C層省略):

【自己停止:C層省略】
思想層・設計層だけで結論を出しかけています。原則3により、最後はC層(カラー/書体/余白/仕上げ)で落とす必要があります。
候補ペアのC層観察に戻ります。

違反パターン4(ウェーブ未整備):

【自己停止:レンズ未整備】
指定されたデザイナーのWORKS.mdが未整備です。
整備済み9名(戸田/徳田/可士和/原/Rand/葛西/佐藤雅彦/副田/箭内)から選び直すか、今回のみ工藤さんの美意識で判断しますか?

運用の原則

  • これはClaudeの内部ガード。工藤さんが会話の中で明示的に「ペア禁止で単体レンズで見たい」「C層は今回不要」等と指示した場合のみ停止を解除する
  • 各孫スキルは §0 の末尾に 「自己停止プロトコル適用」ブロックを置き、本プロトコルを参照するだけで有効化される
  • 違反パターンの文言はテンプレートとして固定。カスタム文言への変形は禁止

3. フォルダ構造とファイル役割

kudo-designer-lens-library/
├── _framework/
│   ├── SKILL.md      ← 本ファイル(起動ルール)
│   └── axes.md       ← 3層×8軸の定義(参照する"辞書")
├── designers/
│   ├── sato-kashiwa/
│   │   ├── WORKS.md  ← 軸別解剖 + 代表作5点の読み解き + 代表作URL
│   │   └── works/    ← 代表作の画像(ユーザー配置)
│   └── toda-koichiro/
│       ├── WORKS.md
│       └── works/
├── comparisons/      ← Claude Design等で生成した比較ドキュメントの置き場
└── README.md         ← フォルダ運用ガイド

v0.3.5 整備済み(2026-04-21 深夜/計9名)

logo-craft 頻出起動5名(既整備) - toda-koichiro-WORKS.md(戸田宏一郎/CC INC.)— ITOCHU「Dear LIFE」/SEIKO「針のない時計」/HONDA「Go, Vantage Point.」/KODO/Landrin - tokuda-yuji-WORKS.md(徳田祐司/canaria)— い・ろ・は・す/SOFINA Ange/BULK HOMME/Bocuse d'Or 2025/FLOWFUSHI - sato-kashiwa-WORKS.md(佐藤可士和/SAMURAI)— UNIQLO/国立新美術館/楽天グループ/セブン-イレブン/ふじようちえん - hara-kenya-WORKS.md(原研哉/日本デザインセンター)— 無印良品/長野オリンピック/梅田病院サイン/松屋銀座/HOUSE VISION - paul-rand-WORKS.md(Paul Rand)— IBM/ABC/Westinghouse/UPS/NeXT

ad-kv 頻出起動4名(v0.3.5 新規) - kasai-kaoru-WORKS.md(葛西薫/サン・アド系)— サントリーウーロン茶/ユナイテッドアローズ/とらや/サントリーBOSS/劇団四季 - sato-masahiko-WORKS.md(佐藤雅彦/東京藝大)— 湖池屋ポリンキー/NEC「バザールでござーる」/湖池屋ドンタコス/ピタゴラスイッチ/アルゴリズムこうしん - soeda-takayuki-WORKS.md(副田高行/副田デザイン制作所)— 伊右衛門/サントリーBOSS/トヨタ企業広告/朝日新聞「ジャーナリスト宣言」/装丁・自動車企業広告の系譜 - yanai-michihiko-WORKS.md(箭内道彦/風とロック・東京藝大)— 資生堂TSUBAKI/NO MUSIC, NO LIFE./福島県CD/風とロック芋煮会/雑誌『広告』編集長時代

今後順次追加:Peter Saville、石岡瑛子、引地耕太、上西祐理、Massimo Vignelli、Paula Scher、Michael Bierut、Stefan Sagmeister、Brian Collins、Jessica Walsh、Kan Tai-Keung、浅葉克己、大貫卓也、中島信也(※動詞群4の5孫スキルで参照される名前を優先順に整備)。

4. 運用プロセス(5ステップ)

  1. 課題定義:案件の要件から、どの層・どの軸が勝負どころかを先に決める(例:「今回はA3系譜とC2仕上げ検証が肝」)
  2. ペア選定:2名のデザイナーを選ぶ(なぜその組合せかを一言で言える状態に)
  3. 軸別引き出し:各デザイナーの WORKS.md を読み、選んだ軸でのスタンスと具体作品を取り出す
  4. Claude Design投入:画像+軸別の判断基準をコンテキストに渡し、比較検証ドキュメントを生成させる(量産ではなく反証)
  5. C層で落とす:最終候補は必ずC1微細詰め力 / C2仕上げ検証力の目で吟味する

5. 他スキルとの連携

5.1 動詞群4の5孫スキル(v0.3.2新規)

kudo-design-generation-loop(動詞群4親)の5つの孫スキルはすべて、本ライブラリから「推奨レンズペア3組」を呼び出して起動する。各孫スキルの§X「推奨レンズペア3組」章に、そのメディア特有のペア3組が定義されている:

孫スキル 推奨ペア3組の例(詳細は各SKILL.md §X参照) ブリッジ参照(v0.4新規)
kudo-logo-craft-protocol 佐藤可士和×原研哉/Paul Rand×Vignelli/浅葉克己×Milton Glaser Track A: Claude Code SVG/Track B: kudo-gemini-image-bridge
kudo-ad-kv-composition 葛西薫×佐藤雅彦/副田高行×箭内道彦/David Carson×Sagmeister kudo-gemini-image-bridge 第一選択
kudo-motion-kv-composition 大貫卓也×中島信也/葛西薫×佐藤雅彦/Stink×Buck 静止Kフレームは kudo-gemini-image-bridge/動画本体は Runway/Sora/Veo
kudo-package-design-protocol 原研哉×佐藤卓/Baron×廣村正彰/Hara×Sagmeister kudo-gemini-image-bridge 第一選択
kudo-spatial-experience-design 佐藤オオキ×隈研吾/安藤×teamLab/原研哉×Peter Marino kudo-gemini-image-bridge 第一選択

運用原則(v0.4改訂):各孫スキル起動時、必ずその§X「推奨レンズペア3組」を先に開いて1組選定、その後本ライブラリの該当デザイナーWORKS.mdを開いて軸別引き出しに入る。さらに、親 kudo-design-generation-loop の PRE段階終端で kudo-verbal-to-visual-bridge を必ず呼出し、そこで選定ペアの代表作(作品名+年)を7層視覚仕様のLayer 3(Symbolic Anchor)とLayer 6(Compositional Rule)のソースとして渡すこと。孫スキルの3組以外のペアを自前で組む場合、必ず3組との比較で選定理由を言語化すること。

5.2 その他スキル連携

  • kudo-design-generation-loop:動詞群4の親スキル。本ライブラリはこのPRE→GEN→CRIT→FIXのPRE段階(ペア選定)とGEN段階(軸別プロンプト)で起動される
  • kudo-design-mockup:3層×8軸で選定したロゴ/KV/パッケージ/空間を3Dタッチポイントに配置して実地検証。v0.3以降は「名匠作品と並置する審美キャリブレーション」も必須ステップ
  • kudo-proposal-deck:提案資料のビジュアル採用判断をこのスキルで一度通す
  • kudo-brand-architecture:版木が定まった直後に、このスキルでVI候補の思想軸を設計。DESIGN.md §1 Visual Theme の記述は、必ず本スキルのデザイナーレンズ(ペア)で方向づけた上で書く(後述§7)
  • kudo-writing:タグライン・ボディコピー・ネーミング等の言葉系との並走時、デザイナーレンズのA思想層から共通方向性を引き出す(例:可士和レンズで減算するなら、コピーも減算する)
  • kudo-design-partners:旧スキル。戸田・徳田の代表Works情報も本ライブラリの/designer-works-2026-04/配下(toda-koichiro-WORKS.md/tokuda-yuji-WORKS.md)に統合完了(v0.3.3 / 2026-04-21)。kudo-design-partnersスキル本体は削除推奨
  • knowhow-catalog 2026-04:Section 4(名匠12枚)に本スキル用の代表作URLが収録済み。新規WORKS.md作成時はここから転記すること(§8.5参照)

6. 禁則事項

  • 24案・50案のような量産モードでの起動は禁止(浅さの温床)
  • 単一デザイナーでの判定は禁止
  • 作品名・年のない抽象的な「○○っぽい」発言は禁止
  • C層を省略した「概念先行」の結論は禁止
  • DESIGN.md §1 Visual Theme をデザイナーレンズを通さず直接書くこと(「ミニマル」「洗練」等の抽象語だけで§1を埋めるのは禁止)
  • WORKS.md に代表作ビジュアル参照URL(5点以上)が無いレンズの起動は禁止(v0.3新規、§8.2参照)

7. DESIGN.md §1 Visual Theme との連携(v0.2新規)

接続点

kudo-brand-architecture v1.2 で定義された DESIGN.md 出力プロトコルの §1 Visual Theme & Atmosphere(視覚テーマ・空気感)は、本スキルのデザイナーレンズを通して書くことで、抽象語の羅列を回避できる。

記述ルール(必則)

DESIGN.md §1 の "Design Philosophy" / "Key Attributes" / "版木記述(不変)" の3ブロックを書くとき:

  1. デザイナーペアを先に宣言する(例:「佐藤可士和×Peter Saville の軸で書く」)
  2. 各ブロックに具体WORKSの引用を含める
    • ✕「ミニマリズムと工藝的精度」
    • ○「ミニマリズム(可士和UNIQLO 2006型の減算)×工藝的精度(Paula Scher Public Theater 1994型の仕立て)」
  3. §1 "Mood Board References" にデザイナーWORKS.mdの該当作品名+年+URLを列挙する
    • URL必須(v0.3追加)。これで AI エージェント(Claude Code / Cursor 等)が UI 生成時に「誰の何年の作品の系譜か」を参照し、実際に fetch して照らすことができる

テンプレート記述例

### Design Philosophy
- 佐藤可士和レンズ:UNIQLO(2006)やセブン&アイHLDGS(2005)の「装飾記号の徹底減算」
- Peter Savilleレンズ:Factory Records(1978)の「タイポグラフィ主義と無飾の余白」
→ 両者の交差点として "Minimal Signal" を置く

### Key Attributes
- 静けさ(可士和UNIQLO的な情報圧縮)
- 奥行(Saville FAC 51的な余白の残響)
- 信頼(2006時点で20年持続した視覚強度)

### Mood Board References
- 佐藤可士和 / UNIQLO logo (2006) — https://kashiwasato.com/works/uniqlo
- Peter Saville / Factory Records FAC 51 (1978) — https://www.designmuseum.org/...
- (最低5点)

### 版木記述(不変)
このブランドは「2006年UNIQLOと1978年Factoryの交差点」にある。
10年後も「記号を1つ、余白を95%」が核心である。

連携フロー

kudo-brand-architecture(版木を定義)
  → kudo-designer-lens-library(ペア選定+軸別引き出し)  ← 本スキル
    → DESIGN.md §1 Visual Theme(記述を書く、URL付き)
    → kudo-design-generation-loop(ロゴ生成)
      → kudo-design-mockup(タッチポイント実地検証+名匠作品との並置キャリブレーション)

8. 代表作URL必須フィールドと逆方向ループ演習(v0.3新規)

8.1 なぜ必要か(頭でっかちリスクへの対抗装置)

言語化された「軸」「原則」「版木」だけを蓄積すると、工藤さん自身の美意識が置き去りになるリスクがある。名匠の「手つき」は作品の中にしか宿らず、言葉はそこから蒸留された残滓にすぎない。評論家型の知識だけを増やしてTOP10に上がることはできない。

対抗装置として本スキルでは以下の2つを導入する:

  1. 代表作URL必須フィールド:各デザイナーのWORKS.mdに、代表作5点以上のビジュアル参照URLを必須項目として持たせる。
  2. 逆方向ループ演習:「言葉→作品」だけでなく「作品→言葉→作品」の往復を制度化する。

8.2 WORKS.md の必須フィールド(v0.3追加)

各デザイナーの WORKS.md は、既存の「軸別解剖」に加えて、以下の「代表作ビジュアル参照」フィールドを必ず持つ。

## 代表作ビジュアル参照(最低5点、必須)

| 作品名(年) | 見られるもの | URL | 優先層 |
|---|---|---|---|
| UNIQLO logo (2006) | 赤白の記号主義の原型、計算された余白 | https://kashiwasato.com/works/uniqlo | A思想/C仕上げ |
| セブン&アイHLDGS (2005) | 四辺余白の完璧な均衡、徹底減算 | https://kashiwasato.com/works/... | A思想/B設計 |
| 楽天 (2007) | 日の丸への帰属意識をブランドに昇華 | https://... | A思想 |
| ふじようちえん (2007) | 空間と情報とブランドの一体化 | https://... | A思想/B設計 |
| 今治タオル (2006) | 地域ブランドの新古典 | https://... | A思想/C仕上げ |

URL優先ドメイン:美術館(moma.org, sfmoma.org, vam.ac.uk等)、作家公式、業界アーカイブ(aiga.org, underconsideration.com等)、JAGDA、gggギャラリーなど。Pinterest/Instagram直リンクは極力避ける(リンク切れリスク)。

参照元:既に外部カタログ design-knowhow-catalog-2026-04/knowhow-catalog.md に全63カード分のビジュアル参照URLが収録されている。該当デザイナーのURLはそこから転記すれば足りる。

8.3 逆方向ループ演習(月1実施、推奨)

工藤さん自身が美意識の解像度を保つための訓練プロトコル。

手順(1デザイナーにつき10〜15分)

  1. STEP 1:作品を先に見る(5分)
  2. 該当デザイナーの WORKS.md「代表作ビジュアル参照」URLから1〜2点だけ開く
  3. 言語化せず、ただ目で観察する。色温度・間・線質・情報密度・重心をメモ
  4. STEP 2:自分の言葉で特徴を書く(5分)
  5. 「この作品は何をしようとしているか」を自分の言葉で3行
  6. 「自分ならここをどう真似できるか」を1行
  7. STEP 3:既存WORKS.mdの軸別記述と照合(3〜5分)
  8. STEP 2で書いた自分の言葉と、WORKS.mdの3層×8軸の記述を突き合わせる
  9. ズレが見つかった箇所をWORKS.mdに朱書きで追記する(工藤さんの主観を更新する)
  10. STEP 4:WorkFlowyに気づきを保存
  11. kudo-workflowy-double-save §運用ルール SSOT(v3.0 で CLAUDE.md §4 から昇格)に従う。「1日1新およびToDo」傘下に「🎨 YYYY-MM-DD #art-recalibration」ノードを立てて気づきを記録する(親ノードIDは kudo-workflowy-double-save §運用ルール SSOT §1 参照・ハードコードしない)

8.4 Claude側の運用ルール(v0.3追加)

工藤さんが本スキルを起動した際、Claudeは以下を必ず実行する:

  1. 作品引用時にURL付きで語る
  2. ✕「可士和ならUNIQLOのように減算する」
  3. ○「可士和ならUNIQLO(2006)( https://kashiwasato.com/works/uniqlo )のように、記号密度を95%削ぎ落として赤白の2トーンに集約する」
  4. ペア比較のURL対照:2名の代表作URLを左右に並べ、工藤さんがブラウザで同時に開ける形で提示する
  5. DESIGN.md §1 Mood Board References に URL を記載:テキストだけでなくURLを書き込み、AIエージェント(Claude Code/Cursor等)が実際に fetch して参照できる状態にする
  6. 頭でっかち警告:会話の中で抽象論が3ターン以上続いたら、Claudeから「一度ここで、代表作を見直しましょう」と提案する(工藤さんの美意識の置き去りを防止する)

8.5 既存カタログ(knowhow-catalog.md)との接続

design-knowhow-catalog-2026-04/knowhow-catalog.md の Section 4(名匠12枚)には、以下の各名匠について代表作URLが5点ずつ収録されている:

パス(3層・v0.3.7で永続化先確定予定): - 永続ローカル参照[TODO: ~/working/claude/claude-reference/04_gist-assets/ 配下にあるか要確認] - VM内パス/sessions/<session>/mnt/claude-reference/04_gist-assets/design-knowhow-catalog-2026-04/knowhow-catalog.md(mount経由、ビューワー動作) - セッション内スクラッチ/sessions/<session>/mnt/outputs/design-knowhow-catalog-2026-04/knowhow-catalog.md(Claude作業中のみ、ユーザー提示前に必ずmount配下へコピー)

収録リスト:Paul Rand / Massimo Vignelli / Paula Scher / Michael Bierut / Saul Bass / Milton Glaser / 田中一光 / 亀倉雄策 / 原研哉 / 佐藤可士和 / 葛西薫 / David Ogilvy

加えて Section 1(ロゴ13枚)には Chermayeff & Geismar & Haviv、David Airey、永井一正 等のURLも収録。Section 2(広告KV 14枚)には副田高行、Sagmeister、Vignelli、Krone、Lois、谷山雅計、Fabien Baron 等のURLも収録。

新規デザイナーのWORKS.mdを作成する際は、まずこのカタログから該当セクションをコピーし、WORKS.mdの「代表作ビジュアル参照」フィールドに転記することを推奨する。

8.6 WORKS.md 個別ファイルライブラリ(v0.3.1新規)

16名のWORKS.mdが designer-works-2026-04/ 配下に格納されている。各ファイルには以下が記載: - 代表作5〜10点のURL(一次ソース優先、JAGDA/Pentagram/美術館アーカイブ等) - A思想/B設計/C職人の3層サマリ - 逆方向ループ用「3分観察問い」3問 - 工藤との接続メモ(誤認の罠の警告付き)

パス(3層・v0.3.7で永続化先確定予定): - 永続ローカル参照[TODO: ~/working/claude/claude-reference/04_gist-assets/ 配下にあるか要確認] - VM内パス/sessions/<session>/mnt/claude-reference/04_gist-assets/designer-works-2026-04/(mount経由、ビューワー動作) - セッション内スクラッチ/sessions/<session>/mnt/outputs/designer-works-2026-04/(Claude作業中のみ、ユーザー提示前に必ずmount配下へコピー)

ジャンプテーブルINDEX.md

16名リスト(2026-04-20 時点): - 日本7名:佐藤可士和/原研哉/石岡瑛子/戸田宏一郎/徳田祐司/引地耕太/上西祐理 - 米国7名:Paula Scher/Michael Bierut/Stefan Sagmeister/Paul Rand/Massimo Vignelli/Brian Collins/Jessica Walsh - 英国1名:Peter Saville - 香港1名:Kan Tai-Keung

月次逆方向ループの推奨運用: 1. 毎月1回、16名からランダム1〜2名選出(INDEX.md の「ペア比較推奨」表から選ぶのも可) 2. 選んだ人のWORKS.md §2 代表作URLをブラウザで3分間目視 3. WORKS.md §4 の3分観察問いに自分の仮説を書く 4. WORKS.md §3(A思想/B設計/C職人)と照合 5. ズレが見つかった場合、WORKS.mdに「C職人の新発見:○○」等と追記し、スキルを進化させる

禁則:レンズ起動時、当該デザイナーのWORKS.mdが存在しない/代表作URL5点未満なら、レンズ起動を停止すること(v0.3の禁則)。


9. 改訂履歴

  • v0.3.7-draft(2026-04-24):§8.5/§8.6のパス記述をセッションID固定(vigilant-nifty-ptolemy)から <session> 抽象化に統一し、3層パス構造(永続ローカル/VM内mount/スクラッチ)をkudo-brand-architecture v1.3と整合。★未確定design-knowhow-catalog-2026-04/ および designer-works-2026-04/ の永続化先(クラウド(~/working/)の 04_gist-assets/ 配下にあるか)は未確認。工藤さんのMac側で確認後、TODOマーカーを実パスに置換してv0.3.7に昇格する。
  • v0.3.6(2026-04-21 深夜・自己停止プロトコル導入):§2.5「自己停止プロトコル(Claude機械的ガード)」を新設。起動前セルフチェック4項目(ペア指名/作品名+年引用/C層含有/ウェーブ整合)と、違反時の定型応答4パターンをテンプレート固定。これにより§2原則1〜3が"規範"から"機械的ガード"に昇格。動詞群4の5孫スキル(logo-craft/ad-kv/motion/package/spatial)および親 kudo-design-generation-loop は §0 末尾に「自己停止プロトコル適用」ブロックを追加して本プロトコルを参照する形で有効化(同時改訂)。
  • v0.3.5(2026-04-21 深夜・ad-kv集中スプリント)/designer-works-2026-04/ 配下に広告KV系4名を追加整備:kasai-kaoru-WORKS.md(葛西薫/サン・アド系)、sato-masahiko-WORKS.md(佐藤雅彦/東京藝大)、soeda-takayuki-WORKS.md(副田高行/副田デザイン制作所)、yanai-michihiko-WORKS.md(箭内道彦/風とロック)。これにより kudo-ad-kv-composition の推奨ペア3組のうち「葛西×佐藤雅彦」「副田×箭内」の2組が完全整備、「David Carson×Sagmeister」のみ未整備となる。動詞群4のデフォルト体制は計9名。
  • v0.3.4(2026-04-21 深夜)/designer-works-2026-04/ 配下に sato-kashiwa-WORKS.md(佐藤可士和/SAMURAI)、hara-kenya-WORKS.md(原研哉/日本デザインセンター)、paul-rand-WORKS.md(Paul Rand)の3名を追加整備。これで「頻出起動5名(可士和・原・戸田・徳田・Rand)」が事例密度付きで揃い、logo-craft-protocol/ad-kv-composition のデフォルトペア要請の大半に直接回答可能に。残り11〜14名は次セッション以降で段階整備。
  • v0.3.3(2026-04-21 後半)/designer-works-2026-04/ 配下に toda-koichiro-WORKS.md(戸田宏一郎/CC INC.)と tokuda-yuji-WORKS.md(徳田祐司/canaria)を新規整備。旧 kudo-design-partners の戸田・徳田代表Works情報を3層観察フォーマットに再構成して統合。これにより kudo-design-partners スキル本体は削除可能な状態に。§5.2の該当記述を「削除推奨」に更新。
  • v0.3.2(2026-04-21):動詞群4の5孫スキル体制(logo-craft/ad-kv/motion-kv/package/spatial)確立に合わせて、§5.1「動詞群4の5孫スキル」を新設。各孫スキルの「推奨レンズペア3組」一覧表(logo:可士和×原、ad-kv:葛西×佐藤雅彦、motion:大貫×中島、package:原×卓、spatial:nendo×隈)を掲載し、孫→本ライブラリのレンズ呼び出し構造を明示。§5.2にkudo-writingとの並走連携を追加。description本文に5孫スキル対応を明記。
  • v0.3.1(2026-04-20):§1.5 レンズ候補者の選定原則(Must軸/Cut軸/迷ったら外す)を新設。§8.6 WORKS.md個別ファイルライブラリを新設し、16名分のWORKS.md(/designer-works-2026-04/)とINDEX.mdへの参照を明記。2026-04改訂で服部一成/Saul Bass/Chip Kiddを削除し、引地耕太/上西祐理/Brian Collins/Jessica Walsh/Peter Saville/Kan Tai-Keungを追加。運用目安(現役率80%以上/女性比率25%以上/故人率20%以下)を明文化。
  • v0.3(2026-04-20):代表作URL必須フィールドと逆方向ループ演習(§8)を新設。頭でっかちリスクへの対抗装置として、「作品→言葉→作品」の往復を制度化。knowhow-catalog.md 2026-04 との接続を明記(§8.5)。Mood Board References にURL必須化。
  • v0.2(2026-04-20):DESIGN.md §1 Visual Theme との連携節を新設(kudo-brand-architecture v1.2 のDESIGN.md出力プロトコル導入に対応)。§1を抽象語で埋める禁則を追加。
  • v0.1(初版):3層×8軸ライブラリ、ペア比較必須、引用必須、C層絶対原則、5ステップ運用プロセスを定義。
  • v0.3.7(2026-05-01):§2.5 自己停止プロトコルに Cold Start モード時の正規例外 を新設。kudo-three-mode-protocol(新設・動詞群5)との連動により、Cold Start時は3ペア6名全員並列召喚を正規例外として許容。違反パターン1の定型応答にモード確認1行を追加し、Cold/Warm/Refine の3モード分岐を §2.5 から参照する構造を確立。スニダン案件Cold Start実演(2026-05-01)でプロトコル成立を実地検証。